健康エッセイ集2002年版
健康エッセイ6月号(掲載日2002年5月29日)    小児科へ戻る
ーウイルスの潜伏期間ー

●人にうつる病気

 感染症のことですが、5月号では、その感染症の主な原因になっている細菌とウイルス
ことについてお話しました。

その中で、ウイルスには抗生物質が効かず、自分の抵抗力が鍵になる、
(=あまり薬に頼らない病気)と言いました。

つまり、ウイルスの病気には本人自身が立ち向かっていく部分が大きくなります。

今月は、その性質のうち潜伏期間ということについてお話します。

●ウイルスによる病気には‥‥

 麻疹(はしか)  風疹(三日ばしか)
 水痘(水ぼうそう)  流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
 インフルエンザ  伝染性紅班(りんご病)
 手足口病  突発性発疹(突発疹)
 ウイルス性胃腸炎
 水イボ  エイズ
 肝炎(A型,B型,C型‥‥)などがあります。

●今、こんな病気が‥‥

 松山市の感染症情報を見ると、ウイルスの病気に限れば、
おたふくかぜや水ぼうそうなどの小さな流行が続いている、とありました。

このごろ、インフルエンザを除けば、一年を通して季節に関係なく、ウイルスの病気は流行します。

潜伏期間とは?

 からだの中に入ったウイルスは、ある程度数が増えると症状を引き起こします。

その増えるまでの時間を、潜伏期間といいます。

潜伏期間が短いということは‥‥

 それだけ短い時間で数が増える、強力なウイルスであるといえます。

症状も、よりきつく出ます。インフルエンザが、このような例にあてはまります。

潜伏期間(=症状が出ない)のうちから、人にうつすこともあります。

 自分の子どもがウイルスの病気で、症状が出ているとき、人にうつすことはわかりますょね。

ところが、ウイルスの病気の疑いのあるほかの子のそばにいて、
自分の子どもがうつったかもしれないと思うとき‥‥
 症状がまだあらわれていなくても、もし潜伏期間にあれば、
その後半1-2日は人にうつす恐れがあります。

●予防接種が有効

 まったくその病気にかかっている心配のないときにする予防接種が、
唯一予防に有効な方法でしょう。

よく耳にするウイルスによる病気の潜伏期間

麻疹(はしか):2週間
風疹(三日ばしか):2-3週間
水痘(水ぼうそう):2-3週間
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ):2週間
突発性発疹(突発疹):2週間

インフルエンザ:1-3日
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