健康エッセイ1月号(掲載日2002年12月27日) 小児科へ戻る |
[うがいの仕方] ●風邪の予防 風邪(インフルエンザなど)のシーズンが、やってきました。 風邪の予防には‥‥ ・人込みをさける ・手洗いとうがい ・十分な栄養と休養 ・暖かい食べ物や飲み物 ・余分なストレスをさける その中でも、今月は、うがいについてお話したいと思います。 ●うがいが風邪(インフルエンザなど)の予防にいいのは? 風邪の原因になるウイルスは、鼻や口から入って、のどまで達します。 のどの表面で、風邪のウイルスは、いっしょに吸い込んだチリやほこりを餌に、 その数を増やそうとします。 →そこで、うがいでうがい液ごと のどの表面にある風邪ウイルスを洗い流そう、ということです。 ●うがいに使う液 市販のものや病院で処方されるうがい液が有効。なければ、水やぬるま湯でもOK。 1-2杯目の緑茶や紅茶を冷ましたものも、その渋味成分がうがいに効果あり。(出がらしはダメ) ●実際の方法 うがいは、1回15秒 プクプク1回、そのあとガラガラ2回。 ガラガラは、天井を向いてうがいの液がのどの奥まで届くように。 ちょっと無理があるかもしれませんが(笑)、うがいのポイントを覚えましょう! 1.(う)‥‥うがいの前に手洗いを! 2.(が)‥‥ガラガラの前にプクプクを! 3.(い)‥‥1日3時間ごとのうがいを! ※ 1.手洗いは風邪の予防にもなるし、万が一うがい液に手が触れてもだいじょうぶ。 2.プクプクで口の中の雑菌を洗い流しておくと、次のガラガラがより有効。 3.普段からの心がけも大切ですが、特に、「のどが何となくおかしい」と思ったとき。 のどで風邪ウイルスが増える時間:のどに入ってから、約3時間;だから、起きている間は 3時間ごとのうがいが効果あり。寝ているときは、体をウイルスから守る機能(免疫)の活動が 活発です。(→風邪のときは寝るに限るとは、こういう理由からです。)ですから、 わざわざ起きてうがいする必要はありません。 |
2002年度 4月号 5月号 6月号 7月号 8月号 9月号 |
2002年度 10月号 11月号 12月号 1月号 2月号 3月号 |
インターネット小児科へ戻る |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||