健康エッセイ集2003年版
健康エッセイ8月号(掲載日2003年9月19日)     小児科へ戻る
[成長ホルモンの意外な作用]

●ホルモンとは?

 ギリシャ語から由来していて、本来『刺激する。』という意味があるそうです。

体を維持するために、年齢,性別に応じて作られる、
とても少ない量で
絶大な作用を示す物質。
作られたホルモンは、
血液中を通って体を維持するための作用に必要な臓器に運ばれます。

このように、離れた臓器に向かって血液中にホルモンを出すことは、
ホルモンを分泌(ぶんぴつ)する、と表現されます。

体の中には、70種類ほどのホルモンが分泌されています。
今月は、比較的その名前はよく知られている成長ホルモンについて、
その意外な作用を含め、お話したいと思います。

成長ホルモンとは?

 大きく分けて、次の2つがあげられます。

1.骨や筋肉などに作用して、体を成長させる。
2.体のいたんだ部分を修繕したり、疲労回復をはかる。

1.は、よく知られていて、主に子どもへの作用です。
2.の作用は、子どもにも大人にもあり、しかも意外と知られていないかもしれません。

              
 成長ホルモンは、脳の下垂体というところから分泌されます。
その分泌は、自律神経(=体の中で自動的に制御されている神経)によって
コントロールされています。

たとえば、「あー、今日は疲れた。成長ホルモンでも出すか。」というわけにはいきません。
やはり、成長ホルモンが自然に十分に分泌されやすい生活をする必要がありそうです。

そのためには、成長ホルモンがどのように分泌されるのか、
ホルモンが十分に作られるためにどんな食事が大切か、知ってほしいと思います。
それは‥‥

成長ホルモンは、一日のうちいつ分泌されやすいか?

 『寝る子は育つ。』という諺もあるように、成長ホルモンは、
睡眠中にたくさん分泌されます。これは、大人でも同じです。

しかも、寝入ってから3時間以内と、睡眠中・深夜0時〜2時までは、
特に成長ホルモンが分泌されやすい時間帯です。
その間の眠りを、大切にしてあげましょう。

●食事

 成長ホルモンは、主にタンパク質からできています。
また、それが作られるときは、 ビタミンAが必要です。

成長ホルモンが主に夜間分泌されることを考えると、
夕食や夜食はタンパク質中心のほうがよいことになります。
このとき、ビタミンA(レバー,うなぎ,ニンジン,小松菜など)をお忘れなく。
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