第1回松前町社会福祉大会 2001・5・20 |
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プロフィール 1948年 秋田県に生れる(祖父も町長) 1974年 昭和薬科大学卒業後、佐藤製薬に入社 1991年 鷹巣町長に当選 現在3期目 福祉総合エリア整備計画の推進など 『空港とやさしさで未来を創造するまち”たかのす”』の建設を目指す 歴任履歴 ・経済企画庁経済審議会「少子高齢社会」 ・通商産業省「民間介護・生活支援サービスに関する研究会委員」 ・秋田大学医学部非常勤講師 現任 ・福祉自治体ユニット代表幹事 |
人材の養成と確保 |
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グループワーク |
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町に住んでいる多くの住民の不安は 老後のことでした。 高齢者が高齢者を介護する現状を知り、 政策の第一を福祉とし、まず、皆が避けて 通れない高齢者問題としました。 平成4年4月、学識者福祉関係者のメンバー 15人による「福祉のまちづくり懇話会」 を結成しました。 |
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5月、先進地であるデンマークを視察 訪問した岩川町長は、報告書のなかで、 プライエムケアハウス、補助器具センター 等の完備やホームヘルパー、訪問看護等 在宅ケアの充実した制度を目の当たりにし、 これらは、民主主義による住民との合意に よってできたこと、サービスに当たっても 一人一人を大切にしていることに 深い感銘を受けた。 | ||
デンマークにおける民主主義の考え方は、 鷹巣町でもできるのではないかという発想に 立ったこと、懇話会においても、 「福祉の専門家が計画を作っても、そこに住む 住民が自分の問題としてとらえないと、 問題の解決はあり得ない。」という提言をうけ、 6月専門部会としてワーキンググループが発足し、 住民参加型福祉の町づくりが始まりました。 | ||
この町に住む住民が問題意識を持ち、 行政と一体となって福祉の町づくりに 取り組むのです。 公募等で集まった町民は60名 (職員も参加)でした。 |
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ワーキングでは最初に、 町の高齢者の実態を知るために在宅介護の 対象家庭20世帯ほどを直接訪問しました。 本人や家族の希望や意見など生の声を 聞くことによって、 具体的に問題点が浮かび上がっていきました。 | ||
例えば、 ・入院、通院のためのリフトがあればいい ・申請の手続きが煩雑なので、 窓口の一本化を望む ・ヘルパーさんにもっと来て欲しい。 等、それぞれの状況に応じて違いがあるものの、 介護者がいかに心細さや不安を感じているかを 肌で感じる実地訪問でした。 |
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そして、これらの問題点を 「すぐできること」 「少し工夫すればできること」 「予算化しないとできないこと」に分け、 全員の意見ができるだけ反映されるように テーマを選定しました。 | ||
こうして、住民が抱える問題点を掘り起こし、 その解決策を探るために グループ自らの行動を始めました。 年3〜5回の全体会には、町長、課長はじめ スタッフと共に各グループから出された問題の 解決策を考えます。 年の最後の全体会において評価し、 問題が解決されたとの合意があれば、 次の問題に移ります。 このようにして、行政との共同作業により 一つ一つ問題を解決していきます。 |
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最近の地方分権や地方自治法の改正により、自治の本旨が問われている。 自分が住んでいる自治体の方向性は自分が決めないと誰も決めてくれない! 今がチャンスである。市町村合併問題も同様に、「合併ありき」ではなく、 合併の必要性から検討を開始しないと本末転倒ということになるだろう! |
終了後の親睦交流会 |
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