健康エッセイ7月号(掲載日2001年6月9日) 小児科へ戻る |
【水分補給】 子どもは、大人より体の中の水分の割合が多く、体に、より水分を必要とします。 子どもは、よく「のどがかわいた。 お水(お茶、牛乳、ジュースなど)‥‥!」と言いますが、 あながち、甘えからだけでもなさそうです。 しかも、子どもは具合が悪くなると (セキ,鼻水,くしゃみなど、熱が出たり、吐いたり下痢したり)、 水分が失われ、脱水状態になりやすいのです。 病院では、どんな原因で入院してきても、原因に対する治療といっしょに、 まず点滴して脱水状態を改善するだけで、状態が少し良くなるほどです。 【水分補給として】 ○‥‥ポカリスエットなどのイオン飲料 (糖分が入っているので、飲みすぎに注意して下さい。), お茶や湯ざまし,りんごのすりおろしたもの,野菜スープ, うどん(水分を多く含んでいるので、下痢のときいいです。)など ×‥‥みかんなどのかんきつ系のジュース (便をゆるくしてしまうし、少し、もどしやすいからです。) 量は、はじめは50ccぐらいからとして、具合をみながら、 だんだん増やしていけばよいと思います。 少しでも、いつもと比べて調子が悪いなと思ったら、その原因を考えるのといっしょに、 水分補給のことも気にかけて下さい。 |
2001年度 4月号 5月号 6月号 7月号 8月号 9月号 |
2001年度 10月号 11月号 12月号 1月号 2月号 3月号 |
インターネット小児科へ戻る |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||