健康エッセイ12月号(掲載日2001年11月7日) 小児科へ戻る |
【カゼの手当て】 寒い季節がやってきました。残念ながら、カゼもひきやすくなります。 カゼのときは、病院でもらうお薬以上に、お家での手当てが大切になってきます。 今回は、【熱が出たら】ということに絞ってお話ししたいと思います。 【熱が出たら】 [本人が気持ちのいいように‥‥] からだの温度や食べ物など、本人が気持ちのいいようにしてあげるのが大切です。 たとえば、熱の出始めはものすごい寒気を感じます。 そのときは、「熱が出たときは暖める」と普通に信じられていることをすればいいのです。 ところが、しばらくたつと熱が上がりきって、顔がほてってきて、今度は暑くてしょうがなくなります。 こんなときは、汗をかいているなら少し薄手の服に着替えさせたり、臨機応変にしてあげましょう。 小さな子どもさんでは、 お母さん方が子どもの様子(顔色,汗のかき具合など)をチェックしてあげることが大切です。 [水分を十分に‥‥] もし、食欲がなくても水分は少しずつでもとりましょう。 熱はもちろん、セキ,鼻水,くしゃみなどのカゼの症状でも水分は使われるでしょうから、 おぎなってあげる必要があります。 子どもは、大人と同じだけ水分を失っても、受けるダメージが大きいので、なおさら大事です。 [熱さまし(坐薬,飲み薬)は?‥‥] 熱が出ているということは、体の中でカゼのバイ菌と闘っているわけです。 熱があるからといって、むやみに熱さましを使わないほうがいいでしょう。 熱のせいで、脳細胞がいたむことはありません。 熱が上がりきって、からだがほてり、フーフーとしんどそうなときだけ使うようにします。 [お風呂は?‥‥] 熱が高いときはやめといたほうがいいですが、37℃台で調子もそんなに悪くなければ、 入れてあげたら本人はとても気持ちがよく、湯冷めにさえ気をつければOKです。 |
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